2023-12-02から1日間の記事一覧

崩壊と創造編⑰

昔、イエスやブッダとして知られた求道者は、神から預かった叡智をそれぞれの時代や地域、文化、環境に応じてもっとも適切な形にしたうえで周囲に伝えました。彼らは同じ神に使える者達だったのです。 彼らは例え話を用いて人が地上でどうあるべきかを広めま…

崩壊と創造編⑯

ルールがなく自由で何でもありのスポーツをプレーヤーは楽しめるでしょうか。周囲をゴールに囲まれ蹴れば自動的に得点になるサッカーを誰か好んで行うでしょうか。行うとすればそれは児童です。大人はやらないでしょう。 大人になればなるほど、障害が大きい…

崩壊と創造編⑮

現代の病は、まわりのすべてが自分「だけの」ためにあると思い込むことである。確かに、自分のためにあるのは事実だが、自分のためにだけあるのではない。 太陽があなたのためだけに上がるだろうか。 雨は、あなたのためだけに降るだろうか。

崩壊と創造編⑭

怒りに対処する薬は、口を閉じ続けることで初めてその効き目が現れる。そのためには、歯を食いしばることが必要かも知れない。 しかし、あなたに怒っているひまなどないはず。あなたにはやらなければならないことがある。それは怒ることより遙かに崇高なこと…

崩壊と創造編⑬

その日出来ることを一生懸命行い、最大限ベストを尽くして過ごすこと。 私がすべきことは食べることに専念するのではなく、その日にできる仕事を一生懸命行うこと。 救済を求め神に祈るところに神がいるのではない。悩みながらも、苦悶にあえぎながら日常生…

崩壊と創造編⑫

私たちの内側の霊を優先すれば、私たちの外側の肉体が苦しみます。 同じように、私たちの公を優先すれば、私たちの我が苦しみます。 四海同胞、協調、奉仕、寛容、これらが地上を生きる私たち人生の基本理念であり、これを忘れた文明からは真の平和は生まれ…

崩壊と創造編⑪

神は善人も悪人も分け隔てなく平等に愛するとイエスは語りました。実際に、自然法則のなかには、なにひとつとして人を選んで作用する現象はありません。 人は皆神の子であり、神の資質を継ぐことから、人を平等に扱う神の姿に出来るだけ近づくことを神は教え…

崩壊と創造編⑩

私たちの実体に関する真実を知った者、あるいは見た者はその程度に応じた勇気を得ます。しかし、こうした真実を得るには対価を支払わなければいけません。その対価とは、犠牲を払うことです。 地上において誰かの霊が誰かに苦しめられるとき、その苦しみを救…

崩壊と創造編⑨

日常生活のあらゆる場面で妻から叱責を受けるとき、私の霊はもはや怒りません。 問題を解決する方法は、愛するしかないということを知っているからです。 怒るのは私の肉体です。肉体は自分の大切な器官を守らなければならないからです。 不可能なことを試み…