2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

崩壊と創造編⑧

私たちの霊は、地上で肉体を持って生まれてくると言われています。それでは、そんな私たちの霊はどこから生まれてくるのでしょうか。 地上において私たちの霊が表現するとき、通常は肉体の五感を使用します。私たちはこの五感の能力以上のことは表現できませ…

崩壊と創造編⑦

人は皆、心を穏やかにさせてくれるメッセージを追い求めます。あなた方の周辺を見てみれば、そのようなメッセージはいくらでも見受けられるはずです。皆、心が求めるものは共通しているからです。大ヒットしている映画や物語、音楽、絵画にはそのメッセージ…

崩壊と創造編⑥

霊的成長に関する考察 私たちは、ひとりひとりがそれぞれ適した霊的真理にそれぞれの歩調でたどり着かなければなりません。 そのためには、地上で真に大切にしなければならないものと、どうでもよいものを見分ける必要があります。

崩壊と創造編⑤

空腹への考察 断食の必要性や効果を知りたいなら、一度断食をしてみるとよいでしょう。なにごとも体験することは重要です。しかし、断食の結果は神へ疑問を持たせ、むなしさと不安が心をよぎるだけです。 食べ物があるのならば食べれば良いのです。食べて、…

崩壊と創造編④

怒りへの考察 空腹などで脳が低血糖状態に入ると、思考回路に必要となる糖分が不足し、人は本能的に自分の肉体を守るため感情的になりやすくなります。つまり、怒りに反応しやすくなるのです。これは、食物を得ようと人体がその全機能を狩りの方向に向けるこ…

崩壊と創造編③

新しいものが生まれるためには、時としてこれまでのものの破壊を必要とします。 古いものが破壊されるとき、そこには痛みを伴います。 地中の種子は地面に押さえつけられていますが、それでも芽を出します。 そのとき、雨を必要とします。しかし、雨は時とし…

崩壊と創造編②

高熱にうなされ、食事が喉を通らず、病院にさえも通院させてもらえない彼は、意識が朦朧とする中、彼の守護を司る存在へ向け心の中で次のように叫んでいました。 次からの記述は彼が申し立てした内容です。 近頃、この生活を送ることが困難を極めています。…

崩壊と創造編①

その日、彼は体調を崩し、熱は39度以上に上がり、間接はひどく痛み動くのが困難であり、寝返りを打つのがやっとでした。重要なのは、この風邪を子供にうつしてはならないということです。 彼が寝込んでしまうことで、子供を一人で見ることになった彼の妻は、…

開拓編⑯(葛藤の章)

この頃、彼は空腹により窮乏していました。 別に断食がしたくて好き好んで空腹状態になっているわけではありません。彼の資金は妻がすべて握り、朝食はなし、職場での昼食は、お弁当を作るとの名目で実際は、野菜の葉やリンゴの皮、珍しくパンやお米が入って…

開拓編⑮(葛藤の章)

例えば、1歳の時に両親に捨てられ孤児院に預けられた女の子は、10年経った後、11歳の時にこう言いました。 「灰色のような1日のおかげで、あたしが独りになって前に進めなくなったときほど、あたしはニヤッと笑って顔を上げてこう言うわ。「太陽は必ず上が…

開拓編⑭(葛藤の章)

全能者たる神は人間を非難しません。 したがって、人間同士がお互いを非難し合ったとして、神は微塵もお喜びになりません。 神は人がひとりで苦悶し葛藤することをお喜びになるのです。 それは人が障害を乗り越えようと勇気を持って挑戦する行いであり、少し…

開拓編⑬(葛藤の章)

私は、自分の子供の爪を愛するのではありません。自分の子供そのものを愛するからその爪も愛するのです。爪を愛するから子供を愛するのではないのです。 同様に、私は神を愛するからその子である人を愛するのであって、人を愛するから神を愛するのではありま…

開拓編⑫(葛藤の章)

正しい生き方や人との接し方、真理といった人間にとって本当に価値があるものほど取得するのは難しいものです。楽に取得できるようではそこに価値はありません。 人を愛するといったこともそのひとつであり、人類の至上命題です。それがあなたを害する者、い…

開拓編⑪(葛藤の章)

真理の開発途上にあるあなたの心には、いまだ神の采配への疑念が根深く残っています。だからこそ、日常的に訪れる憤りへは、その肉体の欲するまま、その苦しみを発散する方法を選択しがちなのです。 ここまで家庭環境が悪化し、こちらの損害はもとより手の打…

開拓編⑩(葛藤の章)

確かに、彼の妻の言動から察するに、彼女の感覚機能の一部はその機能が麻痺しています。それは、人がその体を管理するうえで必要な感覚の受け渡し機能です。例えば、お風呂に入れば爽快感がありますし、空腹を満たせば満足を得ます。また、気温が高く不快で…