受難と実践編⑤

 日々の受難によって文字通り満身創痍の体でありながら、なおも苦難の道を歩むとき、それはかつてナザレのイエスがすでに体験したものを薄めた内容に過ぎないから勇気を出すことです。

 地上の肉親から苦しめられること。

 体を休める家を追い出され夜通し歩き通すこと。

 食べ物がなく空腹に耐えること。

 世間から苦しめられること。

 神理と人の間で葛藤すること。

 すべてナザレのイエスが苦しんだことではありませんか。